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ケルティックセレモニー②ケルトの伝統

画像前回は、セレモニーは何のため? と言うタイトルでした。

セレモニーとは、感謝や祈りを通して宇宙と繋がる一つの様式であるとお伝えしました。

宇宙と繋がり全体性からの(宇宙的な)視点を持てるセレモニーが私は大好きなんですよね。

なぜなら、全体的な視野を持つことは、悟り・エンライトメントの体験でもあるからなんですね。

さて、一言にセレモニーと言っても、いろいろなものがあり、結婚式や葬式もセレモニーですし、私自身もいろいろなセレモニーを状況に応じて行います。ケルトのセレモニーであったり、カバラ的なセレモニーであったりと。

このシリーズではケルティックセレモニーとしていますので、
ケルトの伝統とはどんなものなのか見ていきましょう。

ケルトとは、古代ヨーロッパでケルト語を話す人々、そしてその文化のことを指しますが、なんと、文字を使用しない文化だったのですね。

そのためか、全盛を極めた時代を過ぎると吟遊詩人として諸国を放浪しながら、全て口伝でストーリーテリングして行ったりして。ケルトはなんとも謎の多い特異な文化だな~と思うんですが。

でも実は、ケルトの宗教(ドルイド)、世界観は日本の神道に大変近いのですね。

多神教、アミニズム(自然の全ての中に神々を見出す)、太陽崇拝、輪廻転生の考え方など日本と非常に近い世界観を持っているのです。そのせいか、ケルトの内容を取り入れたセレモニーはなぜかとてもしっくりくる私です。

ケルト神話では太陽神ルー、大地の女神ダヌー、火又は出産の女神ブリギッド、戦いの女神モリガンなどが有名どころですが、中でも3つの側面を表す女神がいるのが特徴です。乙女、母、老婆と。これ、人生のサイクルを表します。

とても有名なお話に、女神セリドゥイン(と言うか魔女ですねもう。)とタリエシンの物語があります。

魔力と直観力を持つ、老婆の姿の女神セリドウィン(ケリドウィン)は、豊穣のカルドロン(大釜です)と呼ばれるものを持っています。(キリスト教の"聖杯"と同じ意味)

セリドウィンは、弟子の少年、グゥイオンに命じて、一年と一日の間カルドロンを混ぜる仕事を与えました。そしてその最後の日に、煮えたぎったカルドロンから熱い液体がはねて、弟子、グゥイオンの手に3滴ほどかかってしまいます。やけどをした手をなめたことにより、一年と一日かけて熟成した知恵と知識の全てを少年は受け取るのです。

当然、セリドウィンは怒りました。だってそれは他の目的があったから(容姿が恵まれなかった息子へ授けたいと思った智慧の液体だったのですから)ずっと執拗に追うのですが、ついに少年、グゥイオンは逃げ切り、ウェールズで一番の魔術師であるタリエシンへと変容を遂げるのです。(このタリエシンは魔術師マーリン、又は吟遊詩人タリエシンであるという2説あります)

現在、世界中で楽しみ、祝われるハロウィーンの伝統は、古代ケルトの人々の「死者の日」、サーウィンにさかのぼります。ハロウィーン(サーウィン)は、ケルトの新年の祭です。ケルトの人々は人間が死ぬと永遠の若さを保つ国、すなわち幸せの国、ティルナン・オグまたはサマーランドと呼ばれる場所に行くと考えていました。

ケルトの信仰体系において、一日の終わりと始まりの間や、海と陸が交わる場所、一年の終わりと新年の始まりなど、交差点、転機となる時間は全て魔力を持つと考えられています。その中でも新年は一番その力が強いと言われています。

私思うに、「お~!だからなのか~!サーウィンはいつでも楽しくとてもパワフルなのは~!」と感激を新たに。

サーウィン(ハロウィーン)セレモニーの様子、よかったら覗いてみてください→■サーウィン(ハロウィーン)セレモニー2015年


| ケルティックセレモニー | 14:15 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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